花粉飛散期到来!
1月17日、日本気象協会は2019年春の花粉飛散予測(第3報)を発表しました。
今春の花粉飛散の傾向としては、2月中旬に飛散が始まり、3月に各地でピークを迎え、飛散量は例年より多いとみられます。
花粉に機敏な方は早めの対策が必要です。
【花粉症は日常生活に様々な影響を与えます】
●鼻水や鼻づまりなどにより、 寝付きが悪くなったり、夜中に起きてしまうと十分な睡眠が得られず日中に眠くなる。
●目のかゆみや鼻水などにより、集中力がうまく保てず、イライラしてしまう。
●鼻づまりによって口呼吸が増えると、呼吸が浅くなり、酸欠状態から集中力や判断力が低下する。
2019年春の花粉飛散量は、例年比でみると東北から近畿でやや多い地方が多く、中国地方では多いでしょう。
四国は例年並みで、九州は例年並みか多めとなりそうです。
前シーズンの花粉の飛散量は、全国的に例年よりも多くなりました。
今シーズンの予測に向けて花芽調査を行ったところ、ヒノキの花芽の生育が前シーズンほどではないことが分かったため、今年のヒノキ花粉の飛散量は前シーズンより少ないと予測します。
(日本気象協会の観測地点 調べ)
【日常生活に影響を与えているのは治療薬?】
花粉症の治療に使われる抗ヒスタミン薬は、副作用として眠気などが生じることがあります。 そのため、日常生活の集中力や判断力などが低下すると、抗ヒスタミン薬の影響だと思われ、服用を控える人がいます。
ですが、実は薬の影響だけではなく、くしゃみや鼻づまり、鼻水などの花粉症のつらい症状によるところも大きく、普段通りの日常を取り戻すためにも、まず、しっかりと薬で症状を改善することが大切です。