暦の上では立春を迎える2月。
とはいえ、
まだまだ寒さも厳しい日々が続いています。
インフルエンザの流行も然り。
日頃から予防できることは
積極的に取り入れ健康に努めましょう!
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今の時期で感染症と言って想像されるのは、
猛威を振るっているインフルエンザかと思います。
予防接種もありますが、
外出後の手洗い・うがいとともに、
十分な休養をとり予防に努めましょう。
また、自分だけ気を付けていても
家族や職場で感染者が居た場合、
当然、感染のリスクも高くなります。
もしかしてインフルエンザ?と思ったら、
早めに病院の診察を受けるようにしましょう。
<<いま流行している感染症>>
感染症といっても様々なものがありますが、
今回はいま流行しているものについてお話します。
◎インフルエンザ
2019年に入り、
周りにインフルエンザで休まれている方は居ませんか?
普通の風邪が鼻や喉の症状から
始まることが多いのに対し、
インフルエンザは急に高い熱が出るのが特徴です。
発熱とともに悪寒や頭痛、
関節痛、筋肉痛などの全身症状も強く、
鼻汁や咳などの症状は発熱のあとから出てきます。
また、気管支炎や肺炎を併発しやすく、
重症化すると脳炎や心不全を
起こすこともあります。
インフルエンザかな?と思ったら、
早めに医療機関を受診してください。
◎伝染性紅斑(りんご病)
意外と流行しているのが
伝染性紅斑(りんご病)です。
これもウイルスによって起こる病気で、
潜伏期間は4日~15日と言われています。
この病気は両頬に蝶の形の赤い発しんができる特徴があり、
このため、俗に『りんご病』
『りんごほっぺ病』などと呼ばれています。
また、顔の発しんに次いで、
手足の伸びる側に網の目状(レース状)の
赤い発しんが見られることも特徴です。
まれに関節炎、脳症、
溶血性貧血などの合併症を引き起こします。
また、妊娠中に感染すると流死産、
胎児水腫などの原因となることが知られています。
◎感染性胃腸炎
なんらかの微生物が原因となって
き起こされる腸の病気の総称です。
突然の嘔吐・下痢・腹痛や
発熱などの症状を起こします。
原因になる微生物は、
細菌・ウイルス・原虫・寄生虫・真菌などさまざまです。
感染性胃腸炎のなかで代表的なものとしては、
ウイルスにより起こるウイルス性胃腸炎と、
細菌によって起こる細菌性胃腸炎があり、
これらは感染性胃腸炎の大半を占めています。
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自分で予防できることは積極的に取り入れ、
健康な日々を過ごせるよう、
また大事な人に感染させないよう、
笑顔の2019年を過ごせるようしていきましょう!