年末年始はお酒を飲み過ぎてしまい、
内臓の疲れを感じる人も多いのではないでしょうか。
これから新年会を迎える方も、まだ間に合います!
適量を守って楽しい飲酒を!
体内でアルコールを分解する時に
主にはたらく臓器は肝臓です。
肝臓が処理できるアルコール量には限度があるので、
適量を超えた飲酒をすると
肝臓はアルコールを分解しきれません。
一日の適量は一般的に
『順アルコール量:約20~25g』程度です。
お酒の席や酔いをほどよく楽しむ為にも、
お酒の適量を守りましょう。
【 酒類別、適量の目安 】
一日の飲酒の目安は、
純アルコール量で20~25g程度です。
ビール→中ビン1本(500ml)
日本酒→1合(180ml)
焼酎→0.5合(90ml)
ウイスキー→ダブル1杯(60ml)
ワイン→2杯(240ml)
足りない・・・と、思った方が多いかもしれませんね。
しかし、適量を超える飲酒が重なると
様々な病気のリスクが高まることがわかっています。
肥満、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの危険因子になることや
アルコール性肝炎をはじめとする
様々な肝臓の障害を引き起こし、
肝がんに至る場合もあります。
また、一回の飲酒量のみならず
長い期間お酒を飲み続けていても
病気のリスクを高めます。
**肝臓をいたわる暮らしの習慣**
・ 週に二日は休肝日をつくる
・ 妊娠中や授乳期には飲まない
・ 適量を守り、食事も一緒にとる
・ 未成年者の飲酒は厳禁
・ 強いお酒は、水などで薄めて飲む
・ 年に1回は検診を受ける
・ 飲酒後の運動・入浴は要注意
皆様方のご安全とご健康を心よりお祈り申し上げます!