・寒暖差疲労とは?
→気温の差が急激に大きくなることで起こる体の不調(疲れや肩こりの症状)を
寒暖差疲労と呼びます。人間の体には体の中を維持するために調整する力があります。
周りが寒くなる体の中で急いで熱を作り
そして熱を保持しようとエネルギーを消費します。
逆に周りが暑くなると、熱を逃がそうと放熱します。
放熱にもエネルギーが使われるため、
エネルギー消費の蓄積で体に負担がかかっているのです。寒暖差が8℃以上になると
エネルギー消費が多くなると言われています。
今の時期は朝晩と昼との気温差は10℃以上の日も多くありますので注意が必要です。
また、暖かかった翌日に急激に寒くなることもありますの
で、油断できません。
・予防と緩和法
これ以上体に負担をかけないように、重ね着などで脱ぎ着しながら、
体温調節をする事が大切です。
またこれからの時期、特に体が冷えやすくなりますので、
シャワーだけでなく湯船にゆっくりつかり温まることも効果的です。
冷たい飲み物を控え、常温以上の飲物をとる事も良いでしょう。
昔から3つの首を温めると良いとありますが、
マフラーや暖かな靴下などを活躍させると良さそうです。