いよいよ梅雨の時期に入りましたね。
湿気が多く、食生活にも気を付けなければいけません。
また、雨の日の移動にも注意が必要です。
できる予防は積極的に取り組んでいきましょう!
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【台車の使い方】
台車(手押し台車)は、
物を運ぶのに便利な器具です。
荷物の運搬を専門にする運送業に限らず、
台車を備えている会社は多いと思います。
その便利な台車も、
時には人と接触してケガさせたり、
自分や他人の足首にぶつけたりといった
事故も発生しています。
そこで今回はこの台車について、
安全の観点から
『物』への対策と
『人』への対策を
考えてみたいと思います。
**『物』への対策**
[1] ストッパー
安全に作業するためには、
台車が止まることが必要です。
この止める手段として『ストッパー』があります。
[2] 緩衝材
台車の縁に自分や他人の足首等を
ぶつけることを避ける為に、
台車の縁にゴムなどの緩衝材を付けたりします。
**『人』への対策**
正しい台車の使い方について、
作業方法を決めてスタッフに教育することが必要です。
台車の安全な使い方のポイントは以下の通りです。
[1] 台車は決められた場所に置く。
使い終わった後は放置せず、
決められた場所に戻す。
[2] ストッパーを適切に使う。
[3] 積載する荷物に併せた台車を使う。
台車は原則として押して使う。
[4] 荷崩れしないように積む。
前が見えない高さまで積まない。
[5] 運搬中は、周囲の状況を良く確認し
人や物に衝突しないよう注意する。
[6] 曲がり角では一旦停止し、
左右の安全を確認する。
[7] 傾斜している場所で積み荷や荷卸しをしなければならない場合、
必ずストッパーを使用する。
また、ストッパーが付いていない台車の場合は、
2人で作業すること等の逸走防止対策が必要。
スーパー等で買い物をする際、
ショッピングカートを利用することがあるかと思います。
どれにしようかな・・・と
ゆっくり選んでいたりしたとき等に、
後ろから衝突されたことはありませんか?
逆に、自分が動きながら品定めをしていたりすると
前方の注意が疎かになり、
前にある人や物に気付かないことがあるかもしれません。
周囲への注意を怠ることのないよう、
注意して扱うようにしましょう。