<12月>安全回覧**年末年始の災害**

木枯らしの吹きすさぶころとなりましたが、

皆さまいかがお過ごしですか?

日々の体調管理に気を付けながら、

健康で笑顔の新年を迎えられるよう、

この年末を乗り越えていきましょう!



年末年始は何かと慌ただしい時期ですが、

そんななかでの大掃除や棚卸、

機械設備の保守・点検・清掃による非定常作業、

路上では積雪や凍結による

車の事故や歩行者の転倒事故等、

様々な危険が増加します。

作業手順、交通ルールを守り危険から身を守りましょう。



また、非定常作業を行う際は、

安全確認の徹底、保護具の着用、転倒等への

注意を怠ることの無いようにしましょう。

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<<非定常作業とは?>>

非定常作業とは、

保守作業やトラブル対処など、

通常の作業と異なる作業を言います。

労働災害の中には、

非定常作業中のものが多く含まれています。

非定常作業中の労働災害が多い理由として、

次のようなことが指摘されています。



[1] 非定常作業は、
日常的に反復・継続して行われることが少なく、
且つ十分な時間的余裕がなく
行われることが多いため、
設備面及び管理面での事前の検討が
十分でないことが多く、
併せて、これらの作業に従事する作業者が
作業に習熟する機会が少ないこと。

[2] 非定常作業は、
事業場の複数の部門
(製造部門、保全部門等)に亘って、
輻輳して行われることが多い反面、
事前の作業に関する連絡調整が
必ずしも十分ではなく、
作業指示が不明確になりがちであること。



非定常作業に取り組む場合は、

必ず上記のことを振り返り

災害の発生を事前に防止していきましょう!

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<<積雪時の移動について>>

これからの時期、

いつ雪が降るとも限りません。



心の準備だけでなく、

車の準備は出来ていますか?

スタッドレスやチェーン等、

いざと言う時の為に準備を怠らないようにしましょう。

ここでは、冬の道路を走行する際の

注意ポイントを紹介します!



【※ 減速は早めに!】

雪道では特に『止まること』が難しいものです。

赤信号で止まるときなども

早めに減速しないとスリップしてしまうことや、

後ろの車がスリップして追突される危険があります。

ゆとりを持って、

早めにスピードを落とすことを心掛けましょう。



【※『急』のつく運転は厳禁!】

凍結路・積雪路では、

通常の運転と違いタイヤのグリップ力が

格段に落ちています。

急ハンドルはスピン

急ブレーキはスリップ

急加速はホイールスピンの原因となります。

通常の走行でも同様ですが、

冬道では特に『急』のつく運転は厳禁です。



【※ 道路状況に注意を!】

冬道では、雪や氷がなくても、

日蔭や橋の上が凍結している場合があります。

凍結しているかもしれないと

予測しながらの運転を心掛けましょう。



【※ 雪の中で駐車するときの注意点】

・雪の壁にバックで突っ込まない
⇒マフラーに雪が詰まることがあります。

・サイドブレーキを引いておくと凍結する場合があります
⇒AT車はPに、MT車は登り坂であれば1速、
下り坂であればバックにギアを入れて駐車しましょう。

・凍結防止のため、ワイパーブレードは立てておきましょう。

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これだけで大丈夫と言う訳ではありませんが、

自身で危険から身を守ることは

出来る限りしておきましょう!

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